2024年4月からの予防接種の変更点です。

このたび2024年4月1日からの松江市の予防接種に関しまして、重要な変更点がございます。ワクチン接種をされる全員にかかわる変更点もございますので、一度はお読みください。

 

予防接種を受ける際に、保護者(父、母、後見人)が同伴できない場合には、委任状が必須となります。委任状が無い場合には接種できません。

 予防接種を受ける際に、保護者(父、母、後見人)が同伴できず祖父母等代理人が同伴する場合には、委任状が必要になります。委任状がない場合には接種できません。

 代理人は18歳(大学生相当)以上の成人となります(高校生は不可)。委任状は保護者本人と代理人がそれぞれ署名し、接種日当日に提出してください。

 委任状は、今後配布される各予診票には、裏面に委任状が印刷されたものが配布されます。それ以前に配布された予診票を使用する場合には、松江市のホームページから委任状の様式をダウンロードしてお使いいただくか、以下委任状をダウンロードしてお使いください。

 

肺炎球菌ワクチンが13価ワクチンから15価ワクチンに変わります 。

 肺炎球菌の中にもいろいろ種類があるのですが、これまで13種類に対応していたものが、15種類に増えます。単純に効果がよくなります。とてもいいことです。

 

 肺炎球菌ワクチンは生後2か月,3か月,4ヵ月,1歳1か月,の合計4回を接種していますが、この途中からでも15価に変更となります。1歳以上で接種される場合、1回の接種で抗体がしっかり上昇するため、4回目のみ15価ワクチンとなってもしっかり効果が出ますのでご安心ください(自費で5回目、6回目と接種する必要はありません)生後2か月のワクチンデビュー時は、4つの同時接種(肺炎球菌、五種混合、B型肝炎、ロタ)となります。予診票はお手持ちのものがそのまま使用できます。

 

4種混合ワクチンとヒブワクチンが一緒になった5種混合ワクチンが開始になります。

 当院では、生後2か月,3か月,4ヵ月,1歳1か月,の合計4回、4種混合とヒブワクチンの接種をお勧めしておりましたが、この2本が1本の接種で済みますので、こども達の負担が減ります。朗報ですね(肺炎球菌ワクチンも混ぜた6種混合も導入されるといいですね)。

 もし途中まで他院で接種していた人の中で、ヒブワクチンの4回目の接種だけが先に終わっている人は、4種混合ワクチンを1歳半頃(水痘の2回目接種の時)に接種するよう指導されていると思います。その場合当院でお勧めしていないスケジューリングであるため、院内在庫がございませんので、1週間前までに電話予約(キャンセル不可)していただければ対応したいと思います。

 使用する予診票も変わります。自宅にお持ちのヒブワクチンと4種混合ワクチンの予診票と引き換えに、各医院に配布されている5種混合ワクチンの予診票を使用して接種致します。接種の際は、必ず手持ちのヒブワクチンと4種混合ワクチンの予診票(記載など不要です)をお持ちください。委任状が必要な場合は、事前に委任状をダウンロードし記載の上お持ちください。

2024年03月24日